2020年10月 買った売った日本株(BBHフィデリティイントリンシックオポチュニティズF)

2021年2月7日

投資

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2020年8月から2020年10月にかけてBBHフィデリティイントリンシックオポチュニティズFで売買された日本株を調べてみたブヒー。



前回(2020年7月)の記事はこちら。

ファンドが投入した額が大きい、引き上げた額が大きい日本株をそれぞれ上位10銘柄まとめています。なるべく純粋にファンドの各銘柄に対する期待度の変化が見たかったので、下記の式のように為替や株価の変動の影響があまりでないような形で計算しています。

((10/31時点の持ち株数)-(7/31時点の持ち株数))*(10/31時点の株価)

(7/31時点の持ち株数)=(7/31時点の保有評価額)×(7/31時点の円/ドル)/(7/31時点の株価)
(10/31時点の持ち株数)=(10/31時点の保有評価額)×(10/31時点の円/ドル)/(10/31時点の株価)

フィデリティの発表している保有評価額がいつ時点の為替レートと株価をもとに掲載されているか分からないところと、増減分の価格は全て7/31の株価で計算しているため正確ではなく予測値なので、あくまで雰囲気の把握ぐらいで考えてもらえるといいと思います。

perとpbrは2021年2月5日のものです。

買ってる上位10位

1位 伊藤忠商事(東1・8001)

購入額(概算):5億4000万円
主な事業内容:総合商社
PER:10.66倍
PBR:1.41倍
配当利回り:2.92%

2位 ダイト(東1・4577)

購入額(概算):1億7000万円
主な事業内容:医薬品製造
PER:13.57倍
PBR:1.28倍
配当利回り:1.22%

3位 東京センチュリー(東1・8439)

購入額(概算):1億6000万円
主な事業内容:リース
PER:23.58倍
PBR:1.87倍
配当利回り:1.57%

4位 じげん(東1・3679)

購入額(概算):1億4000万円
主な事業内容:WEBサービス運営
PER:-倍
PBR:3.66倍
配当利回り:0.74%

5位 三井住友フィナンシャルグループ(東1・8316)

購入額(概算):1億1000万円
主な事業内容:金融
PER:11.76倍
PBR:0.42倍
配当利回り:5.53%

6位 エスフーズ(東1・2292)

購入額(概算):1億円
主な事業内容:食品加工
PER:11.92倍
PBR:1.28倍
配当利回り:1.84%

7位 フクダ電子(東1・6960)

購入額(概算):8000万円
主な事業内容:医療機器製造
PER:13.51倍
PBR:0.96倍
配当利回り:2.21%

8位 プリマハム(東1・2281)

購入額(概算):8000万円
主な事業内容:ハム
PER:12.62倍
PBR:1.68倍
配当利回り:1.87%

9位 芙蓉総合リース(東1・8424)

購入額(概算):8000万円
主な事業内容:リース
PER:8.59倍
PBR:0.82倍
配当利回り:2.84%

10位 ジーテクト(東1・5970)

購入額(概算):7000万円
主な事業内容:自動車部品(骨格プレス)
PER:21.53倍
PBR:0.57倍
配当利回り:3.12%

「購入額(概算)」は2020年8月から2020年10月にかけてファンドが投入した概算額になります。

今回は売りより買いが優勢ですが、金額はそんなに大きくありません。

伊藤忠商事(東1・8001)、じげん(東1・3679)、芙蓉総合リース(東1・8424)は前回に引き続きランクインです。長らく伊藤忠商事(東1・8001)が買ってる方で登場しているイメージでしたが、前々回は売ってる方でランクインしていたりと記憶が当てになりませんね。

じげん(東1・3679)は業績右肩上がりの高ROEということでグロース寄りの銘柄になります。コロナショック以降、株価は低迷していますが、旅行・ホテル比較サイトのTraveryを運営しており、アフターコロナを狙った投資でしょうか。さらに買い増すと、大株主欄に登場しそうです。

新規購入はありませんでした。厳密にはひろぎんホールディングス(東1・7337)が新規購入(なおかつ買ってる方1位)ですが、広島銀行(東1・8379)上場廃止からの株式移転によるものなので順位から除外しています。

売ってる上位10位

1位 Zホールディングス(東1・4689)全量売却

売却額(概算):130億円
主な事業内容:Yahoo!Japan、アスクル、ZOZO
PER:58.05倍
PBR:4.02倍
配当利回り:0.85%

2位 ニトリホールディングス(東1・9843)

売却額(概算):53億円
主な事業内容:家具
PER:26.68倍
PBR:3.82倍
配当利回り:0.56%

3位 カカクコム(東1・2371)

売却額(概算):11億円
主な事業内容:価格コム、食べログ
PER:52.52倍
PBR:16.37倍
配当利回り:1.16%

4位 eBASE(東1・3835)全量売却

売却額(概算):3億8000万円
主な事業内容:商品情報管理システム
PER:64.42倍
PBR:10.13倍
配当利回り:0.47%

5位 不二ラテックス(東1・5199)全量売却

売却額(概算):2億8000万円
主な事業内容:コンドーム
PER:225.95倍
PBR:1.46倍
配当利回り:0.84%

6位 ウチダエスコ(東J・4699)

売却額(概算):1億8000万円
主な事業内容:パソコンネット保守
PER:12.03倍
PBR:1.67倍
配当利回り:1.5%

7位 川澄化学工業(東2・7703)上場廃止による全量売却

売却額(概算):1億7000万円
主な事業内容:医療機器
PER:-倍
PBR:-倍
配当利回り:-%

8位 日清食品(東1・2897)

売却額(概算):4000万円
主な事業内容:即席めん
PER:23.64倍
PBR:2.46倍
配当利回り:1.29%

「売却額(概算)」は2020年8月から2020年10月にかけてファンドが引き上げた概算額になります。

10位まで揃いませんでしたが、上位陣の売却額が大きめです。上位3つで200億円近い売却です。

Zホールディングス(東1・4689)を全量売却です。前回も概算で130億円の売却でした。

ニトリホールディングス(東1・9843)も前回に引き続き大きく売却ですが、こちらは全量売却ではなく、まだ10万株弱ほど残っている計算です。前々回は買ってる方で登場していたので、株価が下がれば買いに転換するかもしれません。

カカクコム(東1・2371)はアフターコロナ銘柄になりそうですが、売ってる方で登場です。じげん(東1・3679)とは理由が違うんでしょうね。

全量売却は4銘柄です。

  • Zホールディングス(東1・4689)
  • eBASE(東1・3835)
  • 不二ラテックス(東1・5199)
  • 川澄化学工業(東2・7703)
最新の状況などBBHフィデリティ関連まとめページはこちら


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