PlayMemoriesマップビュー機能の廃止
位置情報を埋め込んだ画像はPlayMemoriesのマップビューという機能を使って地図上に配置して表示することができました。また、マップビューでは対応するGPSログがない場合でも、地図上に画像を配置して位置情報を画像に埋め込むことができました。過去形になっていることからもお気づきだと思いますが、PlayMemoriesマップビューは廃止になってしまいました。正確にはPlayMemoriesのGoogleMapと連携している機能が廃止されています。
現在、GPS Image Trackerを表示すると地図が表示されません。(The map display function of GPS Image Tracker cannot be used anymore due to a specification change in Google Maps.)
上記ソニーHPのリンクにもある「Googleの仕様変更に伴い」というのは、おそらくGoogleMapAPI有料化のことだと思います。無料のツールであるPlayMemoriesに対して、そこまでの負担は難しいという判断でしょうね。
ただ、ソニーの機能終了という判断もどうかなと思うところがあり…。
販売終了していますが、GPS-CS3Kを含めて複数GPSロガーを販売していたメーカーとして、もう少しサポートして欲しかったところが本音です。また、最近までGPS機能付きのデジカメ(Cyber-shot DSC-HX90V)を販売しており、マップビュー機能を期待して買った方々にはお気の毒としか言いようがありません。
GPSロガーは7,8年前に販売終了していますし、GPS Image Trackerでは地図は表示されないものの、画像に対してGPSログから位置情報を埋め込むことはできるのでギリギリセーフという判断はなくはないと思いますが、ソニーの判断はちょっと残念です。
画像ファイルに位置情報を埋め込む方法代替案
ニコンのViewNX-iを使わせてもらいます。基本的にはニコンのデジカメを買った人向けのソフトですが、2021年7月3日追記
ViewNX-iで画像ファイルに位置情報を埋め込むことは不可能でした。位置情報を埋め込んだと思っていましたが、画像と同階層にフォルダが作成されそこに位置情報等が記録される仕組みです。そのため、ViewNX-iでしか位置情報を確認できない仕様でした。なかなかすんなりいかないものです。前は画像に埋め込まれてたと思ったんですが…。ViewNX2だったのか。