猫を飼っていると間違いなく猫の抜け毛と格闘することになります。服につくのはもちろん、部屋の至る所に毛が入り込むことに。自分は軽い猫アレルギーで結構敏感です。軽減する方法の一つとしてブラッシングがありますが、猫ブラシは様々な種類があり、なんだか難しそうです。そんな中、ファーミネーターという猫ブラシがすごい毛がとれるという情報を聞きつけ、購入を検討することにしました。
早速、Amazonで探してみるとすぐ見つかりました。お値段5,000円。想定よりちょっとお高め。そんなとき商品ページの下の方に関連商品として、同じような形のブラシが2000円切る値段で表示されていました。調べてみると模倣品なのは間違いないですが、評判も悪くありません。正露丸を買うときもラッパのマークにこだわらない自分の性分もあり、値段に負けて購入したのが今回の商品です。
Pecute
http://www.pecute.net/
会社の所在地について記載はなく、英語ベースのシンプルなサイトです。ちょっとあやしい…。
Pecute カーブブラシ Sサイズ
刃の幅は7.6cm。縦に厚みのある刃なので鋭さはありません。サイズについてはPecuteのサイトに情報がありました。日本専売ですね。
Pecute Curved Deshedding Tool[Only Japan]
使用してみる
うちの2匹の猫(どちらもミックスの短毛種)に使っています。最初は猫の皮膚に対して垂直に刃を当てて使っていて、「全然抜け毛が取れないなぁ」と思っていましたが、毛の流れに沿う形で刃を寝かせて使用することで、刃の根元まで毛を食い込ませて抜け毛が取れるようになりました。
刃の根元の細くなっているところで毛を引っかけて取っているような感覚です。そのため、毛がごっそりとれるときはちょっと軽く引っかかる感触があります。購入前にAmazonのレビューを見ていて考えていた、刃物を使って毛をすいているという感覚ではなかったですね。
刃物で切っている感じではないので、使えば使うだけ毛がとれて地肌が見えてしまうようなことにはならず、抜け毛がなくなれば刃はスーっと素通りするだけで毛はとれません。Amazonのレビューと使用感が違っているので、自分の使用方法が正しいのか製品の個体差で刃が鋭くないのか、いろいろ考えてしまいます。
また、刃がカーブしているため、猫との接地面積が大きくなり、フィット感はまずまずです。Sサイズという大きさも、うちの猫達(おおよそ体重4kgと5kg)にぴったりでした。
使用頻度
使用頻度はAmazonの商品ページでは7~10日に1回、Pecuteの商品ページでは週に1~2回と記載があり、若干の違いがありますが、自分は4日に1回、1匹あたり10分ほど使用しています。毎日だとあまり毛が取れなかったり。
使用のルーティーン
服装
毛の付きづらいシャカシャカ生地(ナイロン?)のジャージ上下を着て、マスクを装着しています。
ブラッシング
床に座って猫の首元を下から支えてあげて動かないようにしながら、毛の流れに沿ってブラッシングします。刃に毛が詰まってきたらボタンを押して刃から毛を取り除きます。取り除いた毛は手のひらで丸めて集めておきます。こうしないと静電気や空気の流れで毛が散らばってしまいます。首のあたりは念入りにやりますが、顔まわりは毛が短いこともあって全然取れません。
仕上げにペット用のウェットティッシュ(アルコールや香料を含まないもの)で猫の全身を拭いて完了です。
使用後
服についた毛をエチケットブラシでとります。自分は下記のペット抜け毛クリーナーを使用しています。
ブラシは刃の間にフケ(白い粘土のような物体)がたまってくると毛が取れづらくなってくるので、毎回洗っています。具体的にはお湯で泡キレイキレイをつけながら使用済み歯ブラシで刃の根元から先端に向けてゴシゴシと。風通しいいところに置いておくと次の日には乾いています。
最後に
Amazonレビューと感想が違い過ぎて、使い方間違ってる疑惑はあるものの、値段からすれば満足です。ファーミネーターのお試し制度があれば使って違いをみてみたいですね。
現在はブラッシングを4日に1回ですが、理想は毎日5分ぐらいがいいんでしょうね。ただ、毎日今のルーティーンでやろうとするとなかなか大変で。毎日使い用にラバーブラシの購入検討中です。猫の顔まわりの抜け毛も対応できそうですし。
購入時期
2020年10月
価格
1,614円(税込み)