猫砂迷子 2021年01月

2021年1月9日

t f B! P L

 人間側の都合、猫の好みをすり合わせる必要があり、また世の中に数多ある猫砂の中からベストな選択をするというのは難しいものです。かくいう自分も今まであれこれ試して、未だ迷子でベストとは言い難いものの、ひとまず落ち着いたところなので、記録として残すことにします。

使っている猫トイレ

アイリスオーヤマ 上から猫トイレふつうサイズ


2頭飼い(アオ猫、ミドリ猫)で、2個設置。ほんとは飼育頭数プラス1のトイレ個数が理想なので、3個設置したいところですが、スペースがないことと家にいる時間が長く、猫がトイレ使用後あまり時間をおかずに掃除できるので、2個設置です。今のところ、問題はなさそう。1頭あたりウンチは1日1回、オシッコは1日2~3回。

使用する砂の目安は6.5L。

購入時期

2020年9月

価格

2,728円(税込み)

猫砂遍歴

常陸化工 おからの猫砂グリーン 6L

使用後の砂の匂いがこもりそうで嫌で、かといって生活スペースから隔離して置いておける場所もなかったことから、当初は「トイレに流せる」という条件を付けて探していました。ネットでの評判も良さそうなこちらを購入。約4kg。

○6Lとちょうどいい容量
×砂自体のにおいがあまり好きじゃない
×ウンチ、オシッコに対する消臭力が弱め

使用開始から2週間ほど経過すると独特のにおいが発生してきます。他の猫砂も試してみるかと思い、迷子スタートです。

アイリスオーヤマ お茶の猫砂 7L

おからの猫砂グリーンの砂自体のにおいが気になるようになり、「トイレに流せる」に「いい香り」という条件をプラスして探した結果こちらを試すことに。約3.6kg。

○7Lとちょうどいい容量
○お茶の香りが良い
○ウンチ、オシッコに対する消臭力が強め
×アオ猫が使ってくれない

人間側の評価は文句なしだったが、猫側の評価が芳しくなく。2個設置したトイレ1つを「おからの猫砂グリーン」と「お茶の猫砂」半々ミックスに、もう一つを「お茶の猫砂」にしてお試しを開始。使用頻度はミックス8に対して「お茶の猫砂」2と、「お茶の猫砂」不人気。ただ、人間側の都合で「お茶の猫砂」で押し通したく、トイレ2つとも「お茶の猫砂」に。するとアオ猫のオシッコ回数が減ってしまい、粗相するようになり動物病院に駆け込んだところ膀胱炎ではないかとの診断でした。

動物病院で処方された抗生物質の投薬(錠剤でこれはなかなか大変でした)と並行して、猫砂を「おからの猫砂グリーン」に戻そうと考えましたが、すでに手元に「おからの猫砂グリーン」はなく、近所のホームセンターやドラッグストアを回りましたが見当たらず。オシッコしてくれることが最優先なので、ネットで注文した「おからの猫砂グリーン」が届くまで一時的に猫に人気の鉱物系をドラッグストアから購入して使用することになりました。

ライオン商事 ニオイをとる砂リラックスグリーンの香り 5L

膀胱炎の一件で、ひとまず定番で人気がありそうなこちらを購入。再度「トイレに流せる」砂に戻る気まんまんでした。猫たちも問題なく使ってくれて粗相もなくなりました。約4kg。

○どこでも売っている
○おからに比べてガッチリ固まる
○ウンチ、オシッコに対する消臭力が高い
×5Lとトイレサイズに対して少ない
×粉じんがなかなかすごい

猫砂を交換してアオ猫が無事にオシッコしてくれるようになると、膀胱炎になって痛い思いをする猫側はもちろん、また動物病院への通院等バタバタする人間側にとっても良くないなと思うようになりました。さらに猫がいつどれくらいの量のオシッコをしたかを監視することは、2頭と言えどもなかなか気を張っておく必要があり、オシッコしないかなーとソワソワ生活するのも辛いのです。

ただ、鉱物系を使い始めたことでそのメリットも実感できました。ガッチリ固まる点や消臭力が高い点などです。また、懸念していた都度トイレに流せないことによるにおいですが、砂自体の消臭力が高いこともあって、玄関に蓋つきゴミ箱を設置して置いてますが今のところ気になりません。さすがにウンチはそのままとはいかず、「うんちが臭わない袋」に入れたうえでですが。

その後ほどなくしてネットで注文した「おからの猫砂グリーン」が届いたのですが、また猫砂を変えることによって膀胱炎が再発することを危惧したことと、今の鉱物系のメリットもあり、結局使わずじまいでした。

だからといって不満がないわけではなく。使用開始から10日ぐらいから砂が粉状になったものが目につき始め、猫が砂をかいたときやトイレ掃除の際に粉じんとして舞い上がるようになりました。上から入るタイプのトイレにも関わらず猫が砂をかくと粉じんが発生してしまいます。テレビなどの黒い家電は目立ちますね。この問題はあるあるのようで、掃除機の吸い込み口に網を張って吸い込んだり、園芸用のふるいを使ってなど、粉状の猫砂を除去する方法はあるようですが、デメリットもありなかなか手が出ません。粉じん軽減のためにゆくゆくは空気清浄機を買いたいです。

また、メリットで挙げたガッチリ固まる点ですが、使用開始から15日ぐらいから固まり具合が徐々に弱まっていきます。そうなるとトイレ掃除のときに毎回固まりが崩れるので、スコップで取り切れない細かなオシッコ砂がトイレ内に徐々に増えていくことになります。スッキリしない心境ではありますが、砂の消臭効果が高いこともあって人間側はそんなに困ったことにはなっていないものの、猫側はトイレ後の荒ぶり頻度が増えているような気がします…。

不満ではないですが、上から猫トイレの使用猫砂の目安が6.5Lのため、5Lだとちょっと深さが足りないということになります。2個設置なので、3袋使って7.5Lずつにして使用することも可能ですが、ちょっと多いのと粉じんの量も多くなりますし、期間長く使うことになるので終盤は固まりが弱くなります。そのため、今は1トイレ1袋で20日ぐらいで全交換するようなサイクルにしています。トイレサイズに対して砂の量が少し足りないので、深さが3~4cmぐらいしかありませんが、猫達は使ってくれますし、粉じんが増える前に全交換できることにメリットを感じています。

最近気づいたのですが、amazon限定で5.5L版が販売されているようなので次はそれを買おうと思っています。

おわりに

現在は迷子になっていないというか、膀胱炎が怖くて迷子になれない状況です。目下の不満は粉じん問題ですが、「ニオイをとる砂リラックスグリーン」のHPに

粉が舞いにくいので、お部屋が清潔に保てます。

とあるぐらいなので、粉じんが発生しづらい方の部類だと思います。そのため、他の猫砂を使うことで解決できるとは考えづらいことも、迷子になれない状況に拍車をかけています。

システムトイレ買っても誰も使ってくれなさそうだなぁ。

このブログを検索

ブログアーカイブ

QooQ