2019年10月 買った売った日本株(BBHフィデリティイントリンシックオポチュニティズF)

2020年1月20日

投資

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2019年8月から2019年10月にかけてBBHフィデリティイントリンシックオポチュニティズFで売買された日本株を調べてみたブヒー。

前回(2019年7月)の記事はこちら。


ファンドが投入した額が大きい、引き上げた額が大きい日本株をそれぞれ上位10銘柄まとめています。なるべく純粋にファンドの各銘柄に対する期待度の変化が見たかったので、下記の式のように為替や株価の変動の影響があまりでないような形で計算しています。

((10/31時点の持ち株数)-(7/31時点の持ち株数))*(10/31時点の株価)

(7/31時点の持ち株数)=(7/31時点の保有評価額)×(7/31時点の円/ドル)/(7/31時点の株価)
(10/31時点の持ち株数)=(10/31時点の保有評価額)×(10/31時点の円/ドル)/(10/31時点の株価)

フィデリティの発表している保有評価額がいつ時点の為替レートと株価をもとに掲載されているか分からないところと、増減分の価格は全て10/31の株価で計算しているため正確ではないので、あくまで雰囲気の把握ぐらいで考えてもらえるといいと思います。

perとpbrは2020年1月20日のものです。

買ってる上位10位

1位 新生銀行(東1・8303)

投資額(概算):10億円
主な事業内容:銀行
PER:7.54倍
PBR:0.45倍
配当利回り:0.59%

2位 スタンレー電気(東1・6923)新規購入

投資額(概算):3億円
主な事業内容:自動車部品(ライト)
PER:15.62倍
PBR:1.38倍
配当利回り:1.59%

3位 アバント(東1・3836)

投資額(概算):1億8000万円
主な事業内容:会計システム
PER:31.85倍
PBR:7.34倍
配当利回り:0.78%

4位 エスティック(東2・6161)

投資額(概算):1億6000万円
主な事業内容:ねじ絞め機械
PER:13.39倍
PBR:2.98倍
配当利回り:1.4%

5位 ニホンフラッシュ(東1・7820)新規購入

投資額(概算):1億2000万円
主な事業内容:マンション向けドア
PER:11.82倍
PBR:1.84倍
配当利回り:1.77%

6位 フクシマガリレイ(東1・6420)

投資額(概算):8000万円
主な事業内容:業務用冷蔵庫
PER:13.0倍
PBR:1.47倍
配当利回り:1.17%

7位 萩原電気ホールディングス(東1・7467)

投資額(概算):6000万円
主な事業内容:自動車向け電子部品
PER:8.92倍
PBR:0.75倍
配当利回り:3.82%

8位 Zホールディングス(東1・4689)

投資額(概算):5000万円
主な事業内容:Yahoo!Japan、アスクル、ZOZO
PER:26.75倍
PBR:2.87倍
配当利回り:1.96%

9位 沖縄セルラー電話(東J・9436)

投資額(概算):5000万円
主な事業内容:KDDI傘下通信
PER:12.43倍
PBR:1.4倍
配当利回り:3.18%

10位 日油(東1・4403)

投資額(概算):4000万円
主な事業内容:油脂化学
PER:14.23倍
PBR:1.67倍
配当利回り:2.18%


「投資額(概算)」は2019年8月から2019年10月にかけてファンドが投入した概算額になります。

引き続き若干売りが優勢です。一方で新規購入が8銘柄と多いのも前回と同様です。
  • スタンレー電気(東1・6923)
  • ニホンフラッシュ(東1・7820)
  • 福井コンピュータホールディングス(東1・9790)
  • ビーネックスグループ(東1・2154)
  • JCU(東1・4975)
  • 東テク(東1・9960)
  • 北越工業(東1・6364)
  • フォーバル(東1・8275)

全て東証1部ですが、あまり注目されていないような銘柄もあって新鮮な気分です。フォーバル(東1・8275)は昨年あたりから個人投資家さんのポートフォリオで見かけることが多くなったような気がします。大株主2位に光通信(東1・9435)がいますし、なかなか面白そうですね。

前々回は買ってる方、前回売ってる方で登場したZホールディングス(東1・4689)は今回買ってる方で登場しました。迷走している訳ではないでしょうが、不思議です。

沖縄セルラー(東J・9436)は密かに狙っていた銘柄ですが、昨年末からの上昇が急すぎて買えずじまいです。KDDI(東1・9433)との親子上場が材料視されてるんだと思いますが…。また3500円ぐらいまで下がってくれないかなぁ。

売ってる上位10位

1位 三菱UFJフィナンシャル・グループ(東1・8306)

売却額(概算):4億円
主な事業内容:金融
PER:8.32倍
PBR:0.45倍
配当利回り:4.29%

2位 三井住友フィナンシャルグループ(東1・8316)

売却額(概算):1億7000万円
主な事業内容:金融
PER:7.78倍
PBR:0.5倍
配当利回り:4.52%

3位 大平洋金属(東1・5541)

売却額(概算):1億2000万円
主な事業内容:ステンレス鋼原料
PER:15.08倍
PBR:0.74倍
配当利回り:2.02%

4位 日本化学工業(東1・4092)

売却額(概算):9000万円
主な事業内容:工業薬品
PER:12.31倍
PBR:0.79倍
配当利回り:2.17%

5位 東京センチュリー(東1・8439)

売却額(概算):7000万円
主な事業内容:リース
PER:10.79倍
PBR:1.4倍
配当利回り:2.3%

6位 ジーテクト(東1・5970)

売却額(概算):5000万円
主な事業内容:自動車部品(骨格プレス)
PER:9.49倍
PBR:0.61倍
配当利回り:2.78%

7位 サツドラホールディングス(東1・3544)

売却額(概算):5000万円
主な事業内容:ドラッグストア
PER:-倍
PBR:1.08倍
配当利回り:1.5%

8位 ニトリホールディングス(東1・9843)

売却額(概算):4000万円
主な事業内容:家具
PER:26.08倍
PBR:3.63倍
配当利回り:0.63%

9位 芙蓉総合リース(東1・8424)

売却額(概算):3000万円
主な事業内容:リース
PER:8.33倍
PBR:0.81倍
配当利回り:2.77%

10位 カメイ(東1・8037)

売却額(概算):3000万円
主な事業内容:東北中心の石油・ガス卸
PER:5.93倍
PBR:0.4倍
配当利回り:2.46%

「売却額(概算)」は2019年5月から2019年7月にかけてファンドが引き上げた概算額になります。

2位の三井住友フィナンシャルグループ(東1・8316)と3位の大平洋金属(東1・5541)は前回から引き続き登場です。全体的に1つ1つの額は大きくないものの、広い銘柄で薄く売ってるイメージです。

1位の三菱UFJフィナンシャル・グループ(東1・8306)は前回買ったほうの3位だったのですが…。Zホールディングス(東1・4689)といい、方向転換が頻繁です。

5位の東京センチュリー(東1・8439)、9位の芙蓉総合リース(東1・8424)とリース系の会社が売ってる方に登場してきました。今までになかった動きですが、額が大きくないですし、特徴的と言えるほどではありません。それでも、全体的にリース系は業績が安定していて配当利回りが高い傾向があり、個人的にはポートフォリオの比率を上げていこうかと思っていたところだけに、悩ますところです。

全量売却は1つだけ。
  • 日本コンセプト(東1・9386)

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