全19章の各章末に該当する過去問が2,3問あったり、過去問(前期1期分)がダウンロードできたりしますが、基本的には教科書の扱いになると思います。先に書いてしまいますが、非常におすすめです。
内容
今まで読んだ情報処理の本の中で一番分かりやすいんじゃないかと思います。資格試験の教科書だけにとどめておくにはもったいないぐらいです。ずっと改版を続けてきているような本では今の状況と異なる古い記述が残っていたりして、たまに混乱することもあったりしますが、この本ではそんなこともありません。
普通の参考書とマンガで学ぶのようなシリーズのちょうど間ぐらいのイラスト量で、個人的には丁度いいですね。イラスト(説明図)が丁寧で、キャラクターたちが分かりやすく説明してくれます。過去問のところ以外で、イラストがないページないんじゃないだろうか・・・。
出題範囲をほぼカバーしていると思いますが、大事なところとそうじゃないところで説明のボリュームの強弱があり、過去問で分からないところを調べようとすると記載がなかったりすることがありました。出題範囲が変わってるのかもしれません。ただ、ネットで調べて補填する程度で大丈夫でした。
基本情報(旧第2種)の方もあるようで、勉強してた頃にこんな教科書あったら楽だったろうなと苦労した昔を思い出しました。