のどのイガイガが軽減 アイリスオーヤマ 加湿器 KHM-MH60-C

2025年11月1日

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 加湿器を使い始めました。


ここ数年ほど冬場に喉がイガイガする感覚があり、その都度「加湿器買おう」と考えていたのですが、そう考える時期は決まってコロナやインフルエンザの患者数が増加する時期と重なってしまい、人気機種の在庫が心もとなくなっていて、「まあ来年でいいか」とあきらめることを繰り返していました。

ただ今年は、去年の自分が現在の自分にリマインドを送ることに成功していて、購入に漕ぎ着けることができました。

求める機能・性能

メンテナンスが楽 → 衛生面も含めてスチーム式

当初は加湿機能付きの空気清浄機を検討していましたが、調べてみるとフィルター清掃がまめに必要になりそうで早々に落選でした。

また、加湿には大きく分けて超音波式、気化式、スチーム式の3方式(方式を組み合わせたハイブリッド式もあります)がありますが、衛生面とメンテナンス性からスチーム式になりました。

加湿能力が12畳以上

リビングでの使用を想定しています。

水補給なしで12時間以上連続運転

朝に水を入れて加湿開始し、夜に加湿終了するまで、途中給水することなく連続稼働して欲しいのです。単純に給水はめんどくさそうという理由です。

機種選考

上記の条件から対象となる機種を絞り込んでいきます。

象印が強い

条件に合致する機種が各メーカー何機種かあるのですが、売れ筋はほぼ象印が独占という状況のようです。電気ポットでも感じていますが、象印は安心感が違いますね。

それでもアイリスオーヤマを買う

そんな状況でなぜ象印ではなくアイリスオーヤマの本機種を購入したのかというと、下記3点でした。

ちなみに、AHM-MH60という機種もあり、機能的な違いが見つけられませんでしたが、落ち着いた色のKMH-MH60になりました。

給水タンクが外れる

使用開始時に給水するときや、メンテナンスで洗うときなど、給水タンクが外れるメリットが頭の中で広がっていたためです。

過去形なのは、使用してみた結果、自分の使い方ではそこまで給水タンク外れる外れないは重要ではなかったなと考え始めているからです。詳しくは後述します。

デザイン

表示・スイッチ類が上部に集中していて、側面に集中している象印に比べるとデザイン的にすっきりしています。また、床において使用する際に、象印は操作する度にしゃがむ必要がありそうです。

アイリスオーヤマをそこそこ信頼してる

これまでブログに書いてきましたがオーブントースターや電気圧力鍋、セラミックヒーターなどのアイリスオーヤマの家電を使ってきて、機能的な欠陥や故障に見舞われたことがないため、象印ほどではないものの、そこそこ信頼していて「そこまで大きな失敗はしないだろう」という考えがありました。

使ってみて

朝、電気ポットから外した給水タンクに80℃のお湯を2.2L(電気ポットの満水)入れて運転開始です。湿度が50%ぐらいまで上がってくるまでは「中」で、その後は就寝前まで「弱」で使い続けます。また、途中お昼ぐらいに約2Lほどテーブルポットで給水するという運用です。就寝中は使っていません。

なぜ最初に3L満水にしないかというと、以前3L水道水そのまま注いで使用したところ、加湿開始まで40分ぐらいかかった(室温20℃ほど)ためです。一方、電気ポットは15分ほどで80℃になります。朝は低温かつ低湿度ということもあり、スピードスタートしたいのです。また、加湿での室温上昇も期待しています。

加湿器を購入した後に電気ポットの買い替えが発生していたら3Lの電気ポットを購入して、3Lお湯スタートができたのですが。

就寝1時間前に運転を終了して、就寝時に残りのお湯を捨てて給水タンクをゆすぐ、給水タンクとフィルタは外してキッチンタオルの上で朝まで乾かしておきます。

運転中の音ですが、沸騰させているので定期的にポコポコと音はしますが、不快な音でもないのであまり気になりません。猫もぐっすり。そう言えば、猫が上に乗ったりなどイタズラするようなら対策考えないとと思っていましたが、最初にスンスン匂いを嗅いだだけでした。

匂いも全然気になりません。追加給水していて夜には水道水4L分のカルキが残水に溶けているはずですが、カルキ臭もありません。

以降、不満をちらほら書いていますが、最初に買った加湿器としては次回購入時の条件が精査できたことも含めて概ね満足です。喉のイガイガも軽減されているような印象です。

実際の連続運転は11時間ほど

アイリスオーヤマHPのカタログ値では「弱」での連続加湿時間は「約15時間」とありましたが、実際使ってみると朝から「弱」で運転を開始して、ほぼ11時間ほどで「給水」ランプが点灯して給水タンクは空になってしまいました。ただ、個体差があるのかもしれませんね。

あきらめて現在の運用になりましたが、部屋の湿度計の推移をみているとちょうど良い加湿量なので、そもそも15時間もつ「弱」であったとしても、加湿量が物足りなくなり「中」もしくは湿度指定の使用方法になって、「弱」では使用していなかった可能性が高いと考えています。

自分の環境では、給水なしで連続12時間以上連続稼働には給水タンク容量4L以上が必要そうです。

持ち運び用の取っ手が欲しくなる

給水タンク(取っ手あり)で給水するので、本体には取っ手は必要ないと考えていましたが、冬だけ使うので取り出す収納する、違う部屋で使いたい、少し位置を移動したいなどの場合に地味に不便に思えています。ただ、取っ手がないとことですっきりとしたデザインに貢献しているという部分もあるので、使用しているときは取っ手がないように見えるデザインであれば良いですね。フィルタの外周が持ち上がって取っ手になれば…。

給水タンクが外れない象印は全機種に取っ手ついてます(当たり前か)。ちなみに象印の炊飯器に取っ手がある機種が多くあるが、なんでだろう。使用する機会は少なそうですが。

給水タンクは外れなくも

あれほど重要だと思っていた「給水タンクが外れる」ですが、使用していくにつれて今では「外れなくても」派に傾いています。

給水は結局、鍋やポットを使用することになる

給水は鍋やテーブルポットを使用することで給水タンクを持ち歩かなくても問題なさそうです。また、運転途中での給水では、思い描いていた給水タンクを外しての給水はタンクが高温かつタンク内の水が沸騰していて危険な為、実質不可能でした。

メンテナンスはそんなに大変ではなさそう

メンテナンスではカルキはスポンジでサッとこすると落ちるため、たまに軽くゆすぐ必要はありますが、クエン酸による洗浄は2~3か月に1回ぐらいでよさそうと考えています。水が空になるまで使用すると底にカルキが付くと感じたので、空にならないように1日1回本体を開けて上から追加で給水するようにしています。

給水タンクが外れない場合、重い本体を何回か持ちあげることになりますが、満水ではないのでそこまで苦になる重さではなさそうです(個人差あります)。

ということで

「本体に取っ手がついていて、かつ給水タンクが外れる」がベストではありますが、「本体に取っ手がついている」と「給水タンクが外れる」のどちらかしか選べないのであれば、それだけで機種選定の決め手とはならず、他の条件と複合的に勘案することになりそうです。

外から残水量が確認できる目盛りが欲しい

残水量が0になればランプが点灯して運転が停止するので、その時点で給水すればいいのですが、カルキが付くのを防ぎたいため、水が残っている状態に対して追加給水したいわけです。

そうなると、本体を開けて確認すればいいのですが、開ける際に沸騰した蒸気が出てくるのでちょっと危険なのと、熱が逃げてしまって再加熱が必要になってしまうので、できれば開けたくないという思いがあります。

そこで、電気ポットであるような残量目盛りがあればいいなと。

ただ、今はほとんど「弱」で運用していて残水量は運転時間からほぼ推測できるため、必要性をあまり感じていないところです。

今後、湿度指定の運用に変更した際は必要になりそうなところですが、あれば便利ぐらいなので保温性が犠牲になりそうなら不要かなぁ。

購入データ

購入価格:17,800円(税込み)
購入時期:2025年10月

次回購入する際の備忘録

  • もともと考えていたほど給水タンクが外れるメリットはないが、外れる方が良い
  • できれば本体に取っ手があった方が良いが、デザインとトレードオフか
  • 容量は5Lあれば追加の給水は不要になりそうだが、せめて4Lは欲しい


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