これまで画像ファイルへの位置情報埋め込みは、ソニーのGPSロガーGPS-CS3Kを使用していたこともあって、ソニーのPlayMemoriesを使用していました。しかし、2019年頃GoogleMapAPI有料化に伴ってマップビュー機能(位置情報埋め込み、地図上での表示)が廃止となってしまいました。
ニコンViewNX-iで位置情報埋め込みができるかもと思いましたが、幻だったり。
そんな経緯がありましたが、現在ではGeoSetterというフリーソフトを使って位置情報を埋め込んでいます。
2019年にVersion3.5.3をリリースして以降、アップデートが滞っていますが、Windows10で使用できています。
使い方
インストール
こちらからファイルをダウンロードしてインストール
画像に位置情報を埋め込む
GeoSetterを起動して、画面左側のエクスプローラーから位置情報を埋め込みたい画像を選択します。
画面上部の赤いピンマークをクリックすると、緯度0度、経度0度にピンがセットされます。
地図上で写真を撮った位置まで縮小拡大、ドラッグを駆使して移動します。地図上で任意の位置をクリックすると赤いピンがセットされます。
画面上部の赤いピンに左向き矢印がついたボタンをクリックすると、画像に位置情報がセットされます。
Ctrl+Sもしくはメニュー[編集]-[変更を保存]で、画像にセットした位置情報を保存します。
トラブル
使い始めの頃、自分の環境では起動直後に地図画面を表示しようとするとGeoSetterが固まってしまい、操作を受け付けなくなる事象が頻発しました。仕方なく、タスクマネージャーからプロセスを強制終了して、再度GeoSetterを起動することを何度か繰り返すことで使っていました。
今は設定を地図画面とプレビュー画面だけ表示する設定で起動することで事象が発生しなくなっています。具体的には、メニュー[表示]から不要な画面を選択して表示しないようにします。
また、メニュー[設定]の設定画面[Map Address and Layers]を「http://map.geosetter.de/v3/map_google.html」に変更したような気がしなくもないです。
その他
位置情報が埋め込まれた画像を地図と組み合わせて閲覧する際は画像位置情報取得ツールを使っています。
Googleフォトのマップビューでもできそうですが、クラウドに画像を保存することに抵抗があって、使っていません。また、既にアンインストールしてたので試してませんが、ニコンViewNX-iのマップビューでもできそうです。





