2024年04月 買った売った日本株(BBHフィデリティロープライスドストックF)

2024年7月27日

投資

t f B! P L

2024年2月から2024年4月にかけてBBHフィデリティロープライスドストックFで売買された日本株を調べてみたブヒー。


前回(2024年1月)の記事はこちら。

ファンドが投入した額が大きい、引き上げた額が大きい日本株をそれぞれ上位10銘柄まとめています。なるべく純粋にファンドの各銘柄に対する期待度の変化が見たかったので、下記の式のように為替や株価の変動の影響があまりでないような形で計算しています。

((4/30時点の持ち株数)-(1/31時点の持ち株数))*(4/30時点の株価)
(1/31時点の持ち株数)=(1/31時点の保有評価額)×(1/31時点の円/ドル)/(1/31時点の株価)
(4/30時点の持ち株数)=(4/30時点の保有評価額)×(4/30時点の円/ドル)/(4/30時点の株価)

フィデリティの発表している保有評価額がいつ時点の為替レートと株価をもとに掲載されているか分からないところと、増減分の価格は全て4/30の株価で計算しているため正確でなく予測値なので、あくまで雰囲気の把握ぐらいで考えてもらえるといいと思います。

PERとPBR、配当利回りは2024年7月26日のものになります(予想値)

買ってる上位10位

1位 シップヘルスケアHD(東P・3360)

購入額(概算):16億5000万円
主な事業内容:医療機器販売、コンサル
PER:14.24倍
PBR:1.53倍
配当利回り:2.34%

2位 TIS(東P・3626)

購入額(概算):8億8000万円
主な事業内容:SIer
PER:16.32倍
PBR:2.36倍
配当利回り:2.16%

3位 学究社(東P・9769)

購入額(概算):3億2000万円
主な事業内容:学習塾
PER:11.31倍
PBR:3.49倍
配当利回り:4.18%

4位 プレステージ・インターナショナル(東P・4290)

購入額(概算):2億8000万円
主な事業内容:コンタクトセンター代行
PER:17.24倍
PBR:2.07倍
配当利回り:3.35%

5位 電算システムHD(東P・4072)

購入額(概算):1億8000万円
主な事業内容:SIer
PER:10.8倍
PBR:1.46倍
配当利回り:1.42%

6位 オークネット(東P・3964)

購入額(概算):1億2000万円
主な事業内容:オークション運営
PER:12.33倍
PBR:2.46倍
配当利回り:2.48%

7位 カメイ(東P・8037)

購入額(概算):8000万円
主な事業内容:東北中心の石油・ガス卸し
PER:7.26倍
PBR:0.47倍
配当利回り:2.66%

8位 シーティーエス(東P・4345)

購入額(概算):8000万円
主な事業内容:建設現場向けITインフラレンタル
PER:16.89倍
PBR:2.76倍
配当利回り:3.14%

9位 フォーカスシステムズ(東P・4662)

購入額(概算):5000万円
主な事業内容:SIer
PER:13.05倍
PBR:1.39倍
配当利回り:3.08%

10位 ローランド(東P・7944)

購入額(概算):3000万円
主な事業内容:楽器
PER:12.32倍
PBR:2.65倍
配当利回り:4.43%

「購入額(概算)」は2024年2月から2024年4月にかけてファンドが投入した概算額になります。ファンド内の日本株投資割合は7.88%(前回から0.71ptダウン)、また、概算で188億円の売り越しでした。

シップヘルスケアHD(東P・3360)

前々回、前回に続いて3連続で買ってる上位10位にランクインしました。2023年8月からの該当期間で合計28.2億円の買い越しとなっています。

これだけ買っていて保有額順位急上昇ではありますが、日本株保有額上位20位には食い込めていません。ちなみに、35位です。層が厚い…。

新規購入

なし

売ってる上位10位

1位 伊藤忠商事(東P・8001)

売却額(概算):49億9000万円
主な事業内容:総合商社
PER:11.95倍
PBR:1.98倍
配当利回り:2.68%

2位 ベルク(東P・9974)

売却額(概算):24億9000万円
主な事業内容:埼玉県中心の食品スーパー(イオン15%保有)
PER:10.47倍
PBR:1.28倍
配当利回り:1.89%

3位 フクダ電子(東S・6960)

売却額(概算):12億3000万円
主な事業内容:医療機器製造販売
PER:11.06倍
PBR:1.08倍
配当利回り:2.69%

4位 ベルーナ(東P・9997)全量売却

売却額(概算):11億1000万円
主な事業内容:婦人服主体のカタログ通販
PER:9.24倍
PBR:0.55倍
配当利回り:3.8%

5位 ユタカ技研(東S・7229)

売却額(概算):9億円
主な事業内容:自動車部品
PER:9.53倍
PBR:0.31倍
配当利回り:3.39%

6位 泉州電業(東P・9824)

売却額(概算):8億2000万円
主な事業内容:電線専門商社
PER:12.52倍
PBR:1.66倍
配当利回り:2.59%

7位 デクセリアルズ(東P・4980)

売却額(概算):8億円
主な事業内容:電子部品
PER:15.46倍
PBR:4.55倍
配当利回り:2.31%

8位 トーメンデバイス(東P・2737)全量売却

売却額(概算):7億6000万円
主な事業内容:サムスン電子の商社
PER:10.22倍
PBR:1.08倍
配当利回り:3.33%

9位 アルコニックス(東P・3036)

売却額(概算):6億9000万円
主な事業内容:非鉄金属商社
PER:9.76倍
PBR:0.66倍
配当利回り:4.0%

10位 東京鐵鋼(東P・5445)

売却額(概算):6億6000万円
主な事業内容:鉄鋼
PER:5.88倍
PBR:0.77倍
配当利回り:5.08%

「売却額(概算)」は2024年2月から2024年4月にかけてファンドが引き上げた概算額になります。ファンド内の日本株投資割合は7.88%(前回から0.71tダウン)、また、概算で188億円の売り越しでした。

伊藤忠商事(東P・8001)

前回3位で登場したときにはリバランスか利益確定売りかと思っていましたが、今回も大きく売り越しとなりました。ただ、保有額はまだ多く残しています。

泉州電業(東P・9824)

当ファンドを調べ始めた2018年当時から保有している銘柄ですが、これまで2022年2月から4月にかけて概算8億円売り越ししたぐらいで、その他は大きな売買なく長くホールドしているという印象です。

2018年に1500円前後だった株価も2021年から業績が伸びて現在では5000円を上回っています。EVやデータセンターなどの増加で電力需要は今後も旺盛と考えられ、まだ期待できると思っていますが…。上がり過ぎということなのか。

全量売却

全量売却は以下の13銘柄です。

  • ベルーナ(東P・9997)
  • トーメンデバイス(東P・2737)
  • 明星工業(東P・1976)
  • ジャステック(東P・9717)
  • 藤倉化成(東S・4620)
  • インテージHD(東P・4326)
  • ダイト(東P・4577)
  • 東京汽船(東S・9193)
  • 東北特殊鋼(東S・5484)
  • パピレス(東S・3641)
  • ミロク(東S・7983)
  • 日本化学工業(東P・4092)
  • 大同信号(東S・6743)

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