2024年2月から2024年4月にかけてBBHフィデリティイントリンシックオポチュニティズFで売買された日本株を調べてみたブヒー。
前回(2024年1月)の記事はこちら。
ファンドが投入した額が大きい、引き上げた額が大きい日本株をそれぞれ上位10銘柄まとめています。なるべく純粋にファンドの各銘柄に対する期待度の変化が見たかったので、下記の式のように為替や株価の変動の影響があまりでないような形で計算しています。
((4/30時点の持ち株数)-(1/31時点の持ち株数))*(4/30時点の株価)(1/31時点の持ち株数)=(1/31時点の保有評価額)×(1/31時点の円/ドル)/(1/31時点の株価)
(4/30時点の持ち株数)=(4/30時点の保有評価額)×(4/30時点の円/ドル)/(4/30時点の株価)
フィデリティの発表している保有評価額がいつ時点の為替レートと株価をもとに掲載されているか分からないところと、増減分の価格は全て4/30の株価で計算しているため正確ではなく予測値なので、あくまで雰囲気の把握ぐらいで考えてもらえるといいと思います。
PERとPBR、配当利回りは2024年7月26日のものになります(予想値)買ってる上位10位
1位 伊藤忠商事(東P・8001)
売却額(概算):2000万円主な事業内容:総合商社
PER:11.95倍
PBR:1.98倍
配当利回り:2.68%
「購入額(概算)」は2024年2月から2024年4月にかけてファンドが投入した概算額になります。ファンド内の日本株投資割合は2.52%(前回から0.53ptダウン)、また、概算で10億円の売り越しでした。
売ってる上位10位
1位 三谷商事(東S・8066)
売却額(概算):7億2000万円主な事業内容:商社(情報、建設、エネルギー)
PER:11.2倍
PBR:0.89倍
配当利回り:2.69%
2位 ダイキョーニシカワ(東P・4246)
売却額(概算):2億1000万円主な事業内容:自動車部品
PER:8.15倍
PBR:0.61倍
配当利回り:4.95%
3位 大同信号(東S・6743)全量売却
売却額(概算):7000万円主な事業内容:信号
PER:5.09倍
PBR:0.34倍
配当利回り:2.56%
4位 エスティック(東S・6161)全量売却
売却額(概算):4000万円主な事業内容:ネジ絞め機械
PER:8.36倍
PBR:1.04倍
配当利回り:2.8%
「売却額(概算)」は2024年2月から2024年4月にかけてファンドが引き上げた概算額になります。ファンド内の日本株投資割合は2.52%(前回から0.53ptダウン)、また、概算で10億円の売り越しでした。
前回23銘柄でしたが、2銘柄が全量売却となり、残り21銘柄となりました。保有する日本株のうち、ダイキョーニシカワ(東P・4246)が最も保有額が小さく$36,974を残すのみです。このまま縮小していくと考えていますが、一方、伊藤忠商事(東P・8001)を買い増しているのが気になるところです。
全量売却
全量売却は以下の2銘柄です。
- 大同信号(東S・6743)
- エスティック(東S・6161)
最新の状況などBBHフィデリティ関連まとめページはこちら