2026年2月から2026年4月にかけてBBHフィデリティロープライスドストックFで売買された日本株を調べてみたブヒー。
前回(2026年1月)の記事はこちら。
ファンドが投入した額が大きい、引き上げた額が大きい日本株をそれぞれ上位10銘柄まとめています。なるべく純粋にファンドの各銘柄に対する期待度の変化が見たかったので、下記の式のように為替や株価の変動の影響があまりでないような形で計算しています。
((4/30時点の持ち株数)-(1/30時点の持ち株数))*(1/30時点の株価)(4/30時点の持ち株数)=(4/30時点の保有評価額)×(4/30時点の円/ドル)/(4/30時点の株価)
(1/30時点の持ち株数)=(1/30時点の保有評価額)×(1/30時点の円/ドル)/(1/30時点の株価)
フィデリティの発表している保有評価額がいつ時点の為替レートと株価をもとに掲載されているか分からないところと、増減分の価格は全て4/30の株価で計算しているため正確でなく予測値なので、あくまで雰囲気の把握ぐらいで考えてもらえるといいと思います。
PERとPBR、配当利回りは2026年7月17日のものになります(予想値)買ってる上位10位
1位 加藤産業(東P・9869)
購入額(概算):18億円主な事業内容:食品加工卸
PER:13.09倍
PBR:1.06倍
配当利回り:2.58%
2位 TIS(東P・3626)
購入額(概算):4億円主な事業内容:SIer
PER:12.98倍
PBR:2.39倍
配当利回り:2.55%
3位 SUMCO(東P・3436)
購入額(概算):5000万円主な事業内容:半導体シリコンウエハー
PER:-倍
PBR:2.37倍
配当利回り:0.26%
4位 GenkyDrugStores(東P・9267)
購入額(概算):3000万円主な事業内容:ドラッグストア
PER:14.74倍
PBR:2.0倍
配当利回り:0.34%
「購入額(概算)」は2026年2月から2026年4月にかけてファンドが投入した概算額になります。ファンド内の日本株投資割合は8.35%(前回から0.21ptダウン)、また、概算で111億円の売り越しでした。
加藤産業(東P・9869)
前回に引き続いて加藤産業(東P・9869)を大きく買い増しています。もう少しで会社四季報の大株主欄に載りそうです。
なぜそこまで買い増すかは分からず。特段、海外売上比率が高いわけでもなく。
新規購入
新規購入はありませんでした。
売ってる上位10位
1位 MCJ(東S・6670)全量売却 MBO上場廃止
売却額(概算):55億6000万円主な事業内容:マウスコンピューター
PER:-倍
PBR:-倍
配当利回り:-%
2位 ルネサスエレクトロニクス(東P・6723)
売却額(概算):23億円主な事業内容:半導体
PER:15.76倍
PBR:2.84倍
配当利回り:0.73%
3位 芙蓉総合リース(東P・8424)全量売却
売却額(概算):11億円主な事業内容:リース
PER:8.17倍
PBR:0.78倍
配当利回り:3.96%
4位 上村工業(東S・4966)
売却額(概算):8億9000万円主な事業内容:金属加工
PER:24.86倍
PBR:3.17倍
配当利回り:1.26%
5位 シップヘルスケアホールディングス(東P・3360)
売却額(概算):6億5000万円主な事業内容:ヘルスケア
PER:13.45倍
PBR:1.43倍
配当利回り:2.77%
6位 第一建設工業(東S・1799)全量売却
売却額(概算):5億9000万円主な事業内容:線路工事
PER:13.49倍
PBR:0.77倍
配当利回り:4.89%
7位 ダイワボウホールディングス(東P・3107)
売却額(概算):4億3000万円主な事業内容:商社(OA、繊維)
PER:11.33倍
PBR:1.74倍
配当利回り:3.24%
8位 デクセリアルズ(東P・4980)
売却額(概算):3億2000万円主な事業内容:電子部品
PER:21.37倍
PBR:5.37倍
配当利回り:1.82%
9位 トリニティ工業(東S・6382)
売却額(概算):1億8000万円主な事業内容:塗装設備
PER:10.15倍
PBR:0.57倍
配当利回り:4.98%
10位 伊藤忠商事(東P・8001)
売却額(概算):1億6000万円主な事業内容:総合商社
PER:14.0倍
PBR:2.02倍
配当利回り:2.31%
「売却額(概算)」は2025年2月から2026年4月にかけてファンドが引き上げた概算額になります。ファンド内の日本株投資割合は8.35%(前回から0.21tダウン)、また、概算で111億円の売り越しでした。
保有額上位の銘柄がいくつか入っていますが、中東紛争の影響なのか日本株保有割合を下げていて、ある程度一律に売却した可能性もありそうです。
MCJ(東S・6670)
MBOにより上場廃止となったため、全量売却です。ファンド全体で今回の日本株売買は約111億円の売り越しですが、その半分を本銘柄の売却が占めています。
芙蓉総合リース(東P・8424)
昨年、東京センチュリー(東P・8439)が全量売却になり、大手リースで唯一残っていた芙蓉総合リース(東P・8424)も今回についに全量売却となりました。金利上昇局面では調達金利上昇が利益を圧迫し、リース価格への転嫁もタイムラグがあり業界としては苦しくなりそうなところです。
東京センチュリー(東P・8439)と芙蓉総合リース(東P・8424)だけでなく、過去にはリコーリース(東P・8566)やみずほリース(東P・8425)などファンド内でリースはそれなりの規模で保有していましたが、セクターローションということでしょうか。
全量売却
全量売却は以下の3銘柄です。
- MCJ(東P・6670)
- 芙蓉総合リース(東P・8424)
- 第一建設工業(東S・1799)
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