これまで長らくマウス派だったのですが、1年ほど前からトラックボールを使い始めました。
マウス時代
これまでは、MXanywhere2からM555b、MK295とロジクールのマウス畑を渡り歩いてきました。
徐々にマウスのグレードが下がっていますが、マウスジェスチャー操作に慣れていたのでボタン2つしか使わないことと、下のグレードを使ってみて価格差に対する価値が見いだせなくなったことが理由です。「意外と安いのでも問題なさそう」ということですね。
MK295を使い始めて1年ほど経った頃、マウスの不調が発生し買い替えることに。当初は、消耗品なので仕方ないとはいえ、さすがにまた1年で壊れるのも嫌なので、中間価格帯のM555bか後継モデルかなと考えていました。ちなみに、MK295のキーボードはまだ使っています。
調べてみると、すでにM555bは廃盤になっていて、M550が後継モデルに当たりそうでした。4000円ほど。5年ぐらい使えると思えば許容範囲内です。
トラックボール
前々から「マウスに比べてトラックボールは慣れれば楽だ」という噂はかねがね聞いていて、トラックボールに対して少し興味があったことを思い出しました。マウスが壊れたこのタイミングで、トラックボールを試してみるのも悪くないと思い始めます。
これまでマウスを使用していて、腱鞘炎や肩こりなどはなく大きな不満があったわけではありませんが、WEBのトラックボール導入記などから「トラックボールはすべてを解決する」ような全能感があふれ出てて、ちょっと試したくなったわけです。
トラックボールに対する条件は、Bluetooth接続と静音設計だけでしたが、あいにく個人的鉄板ロジクールの定番トラックボールM575はBluetooth接続可能ではあるものの、静音設計ではないようで早々に候補から外れてしまいました。どうしたものか…。
しかし、amazonを見てみると中国メーカーからM575ジェネリックで静音設計のものがいくつか発売されていました。今回購入したEwin EW-WL159Sもその一つです。
サンワサプライやエレコムなど日本メーカーのものもありましたが、まずはトラックボールを体験してみたいというお試し感が大きかったので、一般的な形でかつ失敗してもいいように安価なものということで、接続方法と静音設計の条件と合わせるとあえなく敗退でした。
Ewin EW-WL159S
接続方法は、Bluetooth接続とUSBレシーバーを使用した無線接続の2通り、左右ボタンと進む/戻るボタン、スクロールホイールが静音設計、と希望を叶えた仕様になっています。
良かったところ
壊れない
良かったところとするのは違うような気もしますが、ロジクール信者の自分からすると中国メーカー製は品質についてちょっと信じ切れていませんでした。しかし、かれこれ1年ほぼ毎日使用していますが、今のところ不具合は一つも発生していません。単に当たりの個体だっただけなのかもしれませんが…。
指で押してボールが外せる
使用しているとボールの滑りが悪くなり、ボールを外して周りの掃除が必要になってきます。約2週間に一度とそこまで頻度が高い訳ではありませんが、道具を使う必要がないので掃除に対する敷居が低く、結果的にストレスなくスムーズな操作性が維持できているような気がします。
悪かったところ
スクロールホイールの上スクロールで音がする
基本的にトラックボールとして使用する際に押すボタンは全て静音設計ですが、スクロールホイールを使って上方向へスクロールする場合に音が出てしまうことがあります。かなりゆっくり回すと回避することができますが、通常使うような速度では音が出ますね。逆回転の下方向のスクロールでは速く回しても音はでません。
DPIが200DPIと800DPIのみ
スクロールホイールの手前側にDPI切り替えボタン(非静音設計)があります。普段は切り替えることなく800DPIのまま使っています。FHD(1920×1080)で使用していますが、画面の端から端までカーソルを移動する際は1200DPIか1600DPIぐらいあれば楽なのにと感じます。ただ、そこまで頻発する場面でもないので、そこまでの不満というわけではありませんが、WQHD(2560×1440)や4K(3840×2160)の環境では1600DPI以上は必要になりそうな印象です。
ちなみに、ボールを強くはじいてもシャーっとボールが滑りません。
電池持ち
単3電池1本で18ヶ月持つといううたい文句でしたが、約1年使って3~4ヶ月ごとに電池交換となっています。1日平均10時間ぐらい使っているのと、Bluetooth接続がメーカーの設定した条件より厳しいのかもしれません。ただ、3ヵ月持てば個人的には許容範囲内です。
進むボタンが押しづらい
ほとんど使うことがない進むボタンですが、自分の手のサイズでは位置を変えて握りなおさないと押せない位置にあります。頻度が低いことと、戻るボタンは握り返せずに押せる位置にあるので、そこまで不便は感じていませんが…。稀に調べ物で前後ページ行ったり来たり比較するときがあるので、そのときだけ「ん-」となります。
最後に
初めてトラックボールを使ってみましたが、元々マウスで腱鞘炎や肩こりになった訳ではないため、メリットはマウス程スペースを必要としないという点ぐらいしか感じなかったものの、その1点は大きいと感じる場面が思いのほか多かったです。座って膝の上で、椅子のひじ掛けに置いて、病気で寝込んだ時でも布団の上で使えたりと、マウスより使用機会が増えました。
一方で、ファイルを掴んで移動するなどのはドラッグ操作は、人差し指もしくは薬指でボタンを押したまま親指でボールを回転させる必要がありますが、慣れないと難しい動作です。ファイルが行方不明になったり、削除してしまったりと何度も痛い目に遭いました。BBHフィデリティファンドの集計用DBファイルを誤って削除してしまった時はサルベージ大変だった…。今でもドラッグ操作は慎重になります。
また、因果関係ははっきりしないものの、親指の付け根部分が親指の角度と力の入れ具合次第で痛みが発生するようになってしまいました。トラックボール使用中は痛むことがなく、気づいたら痛みがあったので、トラックボールが原因とも断定できず。老化か。
使ってみてメリットが大きいことが分かったので、次もトラックボールかなと思っていたところでしたが、手の痛みもあり、また一度マウスに戻って様子を見てみようかと考えてみたり。人差し指操作のトラックボールも大丈夫かもと沼に落ちそうになってみたり。
購入価格:2,670円
購入時期:2024年4月