2024年1月に実施されたNF・株主還元70ETF(2529)の構成銘柄見直しについて調べました。
前回(2023年)の記事はこちら。
構成銘柄
2024-01-31時点、評価額降順
- 川崎汽船(東P・9107)
- 商船三井(東P・9104)
- 日本郵船(東P・9101)
- 本田技研工業(東P・7267)
- 丸紅(東P・8002)
- 三井物産(東P・8031)
- 三菱商事(東P・8058)
- キヤノン(東P・7751)
- 日本郵政(東P・6178)
- ソフトバンク(東P・9434)
- 住友商事(東P・8053)
- 日本製鉄(東P・5401)
- ブリヂストン(東P・5108)
- KDDI(東P・9433)
- 日本電信電話(東P・9432)
- 武田薬品工業(東P・4502)
- INPEX(東P・1605)
- 日本たばこ産業(東P・2914)
- 積水ハウス(東P・1928)
- ENEOSホールディングス(東P・5020)
- 三菱地所(東P・8802)
- ヤマハ発動機(東P・7272)
- 東京瓦斯(東P・9531)
- 塩野義製薬(東P・4507)
- キリンホールディングス(東P・2503)
- ソフトバンクグループ(東P・9984)
- アステラス製薬(東P・4503)
- 花王(東P・4452)
- 鹿島建設(東P・1812)
- 大東建託(東P・1878)
- AGC(東P・5201)
- 小野薬品工業(東P・4528)
- 住友金属鉱山(東P・5713)
- 大日本印刷(東P・7912)
- 大成建設(東P・1801)
- 明治ホールディングス(東P・2269)
- 出光興産(東P・5019)
- 電通グループ(東P・4324)
- 積水化学工業(東P・4204)
- 三井化学(東P・4183)
- 日産化学(東P・4021)
- ヤマトホールディングス(東P・9064)
- NIPPON EXPRESSホールディングス(東P・9147)
- リコー(東P・7752)
- 日本特殊陶業(東P・5334)
- セイコーエプソン(東P・6724)
- ブラザー工業(東P・6448)
- ユー・エス・エス(東P・4732)
- LIXIL(東P・5938)
- アマダ(東P・6113)
- 双日(東P・2768)
- 清水建設(東P・1803)
- 参天製薬(東P・4536)
- 住友化学(東P・4005)
- 東ソー(東P・4042)
- ヒロセ電機(東P・6806)
- 野村不動産ホールディングス(東P・3231)
- ヤマハ(東P・7951)
- クラレ(東P・3405)
- 日本碍子(東P・5333)
- アルフレッサホールディングス(東P・2784)
- ニコン(東P・7731)
- 関西ペイント(東P・4613)
- コスモエネルギーホールディングス(東P・5021)
- 三菱瓦斯化学(東P・4182)
- 日本オラクル(東P・4716)
- 長谷工コーポレーション(東P・1808)
- 丸井グループ(東P・8252)
- リンナイ(東P・5947)
- 太平洋セメント(東P・5233)
除外
2023-12-31時点の評価額降順
- アドバンテスト(東P・6857)
- 大和ハウス工業(東P・1925)
- 日東電工(東P・6988)
- 任天堂(東P・7974)
- 三菱ケミカルグループ(東P・4188)
- JFEホールディングス(東P・5411)
- TOPPANホールディングス(東P・7911)
- JSR(東P・4185)
- アイシン(東P・7259)
- 荏原製作所(東P・6361)
- 東北電力(東P・9506)
- 九州電力(東P・9508)
- セガサミーホールディングス(東P・6460)
- ナブテスコ(東P・6268)
- ヤマダホールディングス(東P・9831)
- 飯田グループホールディングス(東P・3291)
電力銘柄
去年は関西電力(東P・9503)、中部電力(東P・9502)が除外でしたが、今年は残っていた東北電力(東P・9506)、九州電力(東P・9508)も除外になり、構成銘柄に電力会社はいなくなりました。
半導体
今株価が上り坂の半導体銘柄が除外です。アドバンテスト(東P・6857)、JSR(東P・4185)は半導体ど真ん中ですが、日東電工(東P・6988)、三菱ケミカルグループ(東P・4188)、TOPPANホールディングス(東P・7911)、荏原製作所(東P・6361)も主力事業ではありませんが、半導体に関わる事業を保有しています。
ちなみに、アドバンテスト(東P・6857)、JSR(東P・4185)、TOPPANホールディングス(東P・7911)、荏原製作所(東P・6361)は去年追加されたばかりでした。
ただ一方で、追加されたAGC(東P・5201)、日産化学(東P・4021)も半導体に関わる事業を保有していますね。
追加
2024-01-31時点の評価額降順
- 丸紅(東P・8002)
- 日本製鉄(東P・5401)
- 三菱地所(東P・8802)
- 東京瓦斯(東P・9531)
- 塩野義製薬(東P・4507)
- アステラス製薬(東P・4503)
- 大東建託(東P・1878)
- AGC(東P・5201)
- 小野薬品工業(東P・4528)
- 明治ホールディングス(東P・2269)
- 日産化学(東P・4021)
- ブラザー工業(東P・6448)
- ヒロセ電機(東P・6806)
- ヤマハ(東P・7951)
- コスモエネルギーホールディングス(東P・5021)
- リンナイ(東P・5947)
- 太平洋セメント(東P・5233)
製薬
塩野義製薬(東P・4507)、アステラス製薬(東P・4503)、小野薬品工業(東P・4528)。もともと構成銘柄の武田薬品工業(東P・4502)、去年追加された参天製薬(東P・4536)と合わせて、製薬カテゴリの割合が大きくなってきました。また、明治ホールディングス(東P・2269)もメインは食品ですが、製薬事業があったりします。
個人的にパテントクリフと一生付き合う羽目になる製薬は業績の波が大きい印象があり、あまり得意ではないので、近寄らないようにしています。新薬開発ギャンブル怖い。
感想など
去年追加されて今年除外された9銘柄
- アドバンテスト(東P・6857)
- JFEホールディングス(東P・5411)
- TOPPANホールディングス(東P・7911)
- JSR(東P・4185)
- アイシン(東P・7259)
- 荏原製作所(東P・6361)
- セガサミーホールディングス(東P・6460)
- ヤマダホールディングス(東P・9831)
- 飯田グループホールディングス(東P・3291)
去年除外されて今年追加された4銘柄
- 三菱地所(東P・8802)
- 東京瓦斯(東P・9531)
- アステラス製薬(東P・4503)
- 大東建託(東P・1878)
去年の1月に追加された18銘柄のうち上記9銘柄が除外、一方、去年の1月に除外された18銘柄のうち上記4銘柄が追加でした。
今年は70銘柄中17銘柄、去年は18銘柄が入れ替わっていて、一見入れ替えが多いなと感じましたが、除外されてもすぐ復活したりするので長い期間で見ると、意外と100銘柄ぐらいの少ない範囲で構成銘柄を回しているだけなのかもと思っています。
海運
現時点(2024年1月31日)で、構成銘柄上位3位まで全て海運というところが、個人的に怖いなと感じています。株主還元を強化していることは間違いないのですが。
次回は2025年2月発表の構成銘柄入替でまた記事にしたいと思います。