2022年5月から2022年7月にかけてBBHフィデリティイントリンシックオポチュニティズFで売買された日本株を調べてみたブヒー。
前回（2022年4月）の記事はこちら。
ファンドが投入した額が大きい、引き上げた額が大きい日本株をそれぞれ上位10銘柄まとめています。なるべく純粋にファンドの各銘柄に対する期待度の変化が見たかったので、下記の式のように為替や株価の変動の影響があまりでないような形で計算しています。
（（7/29時点の持ち株数）-（4/29時点の持ち株数））*（7/29時点の株価）（4/29時点の持ち株数）=（4/29時点の保有評価額）×（4/29時点の円/ドル）/（4/29時点の株価）
（7/29時点の持ち株数）=（7/29時点の保有評価額）×（7/29時点の円/ドル）/（7/29時点の株価）
フィデリティの発表している保有評価額がいつ時点の為替レートと株価をもとに掲載されているか分からないところと、増減分の価格は全て7/29の株価で計算しているため正確ではなく予測値なので、あくまで雰囲気の把握ぐらいで考えてもらえるといいと思います。
PERとPBR、配当利回りは2022年10月24日のものになります（予想値）買ってる上位10位
1位 三谷商事（東S・8066）
購入額（概算）：3000万円主な事業内容：商社（情報、建設、エネルギー）
PER：10.33倍
PBR：0.99倍
配当利回り：2.01%
「購入額（概算）」は2022年5月から2022年7月にかけてファンドが投入した概算額になります。ファンド内の日本株投資割合は7.31%（前回から1.54ptダウン）、また、概算で590億円の売り越しでした。
新規購入銘柄はありませんでした。
売ってる上位10位
1位 伊藤忠商事（東P・8001）
売却額（概算）：96億円主な事業内容：総合商社
PER：7.09倍
PBR：1.35倍
配当利回り：3.63%
2位 カメイ（東P・8037）
売却額（概算）：17億円主な事業内容：東北中心の石油・ガス卸
PER：4.22倍
PBR：0.3倍
配当利回り：3.31%
3位 パイオラックス（東P・5988）
売却額（概算）：15億円主な事業内容：自動車向け精密ばねと工業用ファスナー
PER：12.58倍
PBR：0.65倍
配当利回り：7.95%
4位 レイズネクスト（東P・6379）
売却額（概算）：14億円主な事業内容：製油所メンテ
PER：10.46倍
PBR：0.84倍
配当利回り：4.77%
5位 フューチャー（東P・4722）
売却額（概算）：13億円主な事業内容：ITコンサル
PER：17.14倍
PBR：3.35倍
配当利回り：2.07%
6位 大平洋金属（東P・5541）全量売却
売却額（概算）：13億円主な事業内容：ステンレス鋼原料
PER：18.25倍
PBR：0.49倍
配当利回り：1.73%
7位 ゲンキードラッグストアーズ（東P・9267）
売却額（概算）：10億円主な事業内容：ドラッグストア
PER：14.23倍
PBR：1.53倍
配当利回り：0.68%
8位 山陰合同銀行（東P・8381）全量売却
売却額（概算）：10億円主な事業内容：銀行
PER：7.41倍
PBR：0.32倍
配当利回り：4.74%
9位 バローホールディングス（東P・9956）
売却額（概算）：10億円主な事業内容：食品小売り
PER：8.39倍
PBR：0.62倍
配当利回り：3.37%
10位 沖縄セルラー電話（東S・9436）全量売却
売却額（概算）：10億円主な事業内容：KDDI傘下通信
PER：13.27倍
PBR：1.49倍
配当利回り：3.21%
「売却額（概算）」は2022年5月から2022年7月にかけてファンドが引き上げた概算額になります。ファンド内の日本株投資割合は7.31%（前回から1.54ptダウン）、また、概算で590億円の売り越しでした。
日本株投資割合がさらに下がって、断捨離が続いています。
全量売却は42銘柄です。
- 大平洋金属（東P・5541）
- 山陰合同銀行（東P・8381）
- 沖縄セルラー電話（東S・9436）
- 山口フィナンシャルグループ（東P・8418）
- みずほリース（東P・8425）
- TPR（東P・6463）
- 三栄建築設計（東P・3228）
- マースグループホールディングス（東P・6419）
- プリマハム（東P・2281）
- ウチダエスコ（東S・4699）上場廃止
- 阪和興業（東P・8078）
- ニトリホールディングス（東P・9843）
- センコーグループホールディングス（東P・9069）
- ひろぎんHD（東P・7337）
- 京葉銀行（東P・8544）
- SBSホールディングス（東P・2384）
- 芙蓉総合リース（東P・8424）
- ワールドホールディングス（東P・2429）
- 北越工業（東P・6364）
- フクダ電子（東S・6960）
- 西川計測（東S・7500）
- 堺商事（東S・9967）
- 小池酸素工業（東S・6137）
- 中山福（東S・7442）
- 新コスモス電機（東S・6824）
- イサム塗料（東S・4624）
- 日東富士製粉（東S・2003）
- 日本ファルコム（東G・3723）
- 川田テクノロジーズ（東P・3443）
- 京葉瓦斯（東S・9539）
- クリエートメディック（東S・5187）
- イワブチ（東S・5983）
- 村上開明堂（東S・7292）
- ユアサ・フナショク（東S・8006）
- インタースペース（東S・2122）
- サンネクスタグループ（東P・8945）
- NITTO（名証・1738）
- 札幌臨床検査センター（東S・9776）
- ヤガミ（名証・7488）
- 知多鋼業（名証・5993）
- ほくやく・竹山ホールディングス（札証・3055）
- ビジネス・ワンホールディングス（福証・4827）
落ち着くのはまだ時間がかかりそうですね。FLPSXとFDMLXの合計額で算出することも検討した方がいいのかも。
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