2020年04月 買った売った日本株(BBHフィデリティイントリンシックオポチュニティズF)

2020年8月20日

投資

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2020年2月から2020年04月にかけてBBHフィデリティイントリンシックオポチュニティズFで売買された日本株を調べてみたブヒー。


前回(2020年1月)の記事はこちら。


ファンドが投入した額が大きい、引き上げた額が大きい日本株をそれぞれ上位10銘柄まとめています。なるべく純粋にファンドの各銘柄に対する期待度の変化が見たかったので、下記の式のように為替や株価の変動の影響があまりでないような形で計算しています。

((4/30時点の持ち株数)-(1/31時点の持ち株数))*(4/30時点の株価)

(1/31時点の持ち株数)=(1/31時点の保有評価額)×(1/31時点の円/ドル)/(1/31時点の株価)
(4/30時点の持ち株数)=(4/30時点の保有評価額)×(4/30時点の円/ドル)/(4/30時点の株価)

フィデリティの発表している保有評価額がいつ時点の為替レートと株価をもとに掲載されているか分からないところと、増減分の価格は全て4/30の株価で計算しているため正確ではないので、あくまで雰囲気の把握ぐらいで考えてもらえるといいと思います。

perとpbrは2020年8月17日のものです。

買ってる上位10位

1位 フクダ電子(東J・6960)

投資額(概算):2億円
主な事業内容:医療機器製造
PER:12.81倍
PBR:0.94倍
配当利回り:2.2%

2位 良品計画(東1・7453)新規購入

投資額(概算):1億3000万円
主な事業内容:無印良品
PER:-倍
PBR:2.02倍
配当利回り:0.32%

3位 東京センチュリー(東1・8439)

投資額(概算):1億2000万円
主な事業内容:リース
PER:16.33倍
PBR:1.32倍
配当利回り:2.26%

4位 ニトリホールディングス(東1・9843)

投資額(概算):7000万円
主な事業内容:家具
PER:33.17倍
PBR:4.47倍
配当利回り:0.52%

5位 ジーテクト(東1・5970)

投資額(概算):7000万円
主な事業内容:自動車部品(骨格プレス)
PER:32.94倍
PBR:0.36倍
配当利回り:5.01%

6位 ダイキョーニシカワ(東1・4246)

投資額(概算):6000万円
主な事業内容:自動車部品
PER:41.5倍
PBR:0.48倍
配当利回り:0%

7位 芙蓉総合リース(東1・8424)

投資額(概算):6000万円
主な事業内容:リース
PER:7.1倍
PBR:0.68倍
配当利回り:3.5%

8位 カメイ(東1・8037)

投資額(概算):5000万円
主な事業内容:東北中心の石油・ガス卸
PER:5.24倍
PBR:0.32倍
配当利回り:2.96%

9位 群馬銀行(東1・8334)

投資額(概算):5000万円
主な事業内容:銀行
PER:7.48倍
PBR:0.31倍
配当利回り:3.56%

10位 レイズネクスト(東1・6379)

投資額(概算):5000万円
主な事業内容:製油所メンテ
PER:10.95倍
PBR:1.03倍
配当利回り:3.69%

「購入額(概算)」は2020年2月から2020年4月にかけてファンドが投入した概算額になります。

前回0銘柄でしたが、FLPSX同様に10位まで揃いました。投資額はそれぞれでみると小粒な感じですが、買いと売りの銘柄数の割合は9:1ぐらいで買い銘柄数の方が多かったりします。広く浅く買っているイメージです。

個別に見てみると、攻めた買い銘柄はないですが、7月10日に発表された1Q決算が赤字だった良品計画(東1・7453)を新規で購入しています。その後の株価の動きをみてみると、まだそれほど報われていないようですが、確かに3月4月が株価の底だったと将来言われそうなチャートになってますね。ただ、通期でも赤字の予想を会社側が出しているので、油断できないところです。

新規購入は1銘柄だけ
  • 良品計画(東1・7453)

売ってる上位10位

1位 三菱UFJフィナンシャル・グループ(東1・8306)全量売却

売却額(概算):72億円
主な事業内容:金融
PER:10.1倍
PBR:0.35倍
配当利回り:5.78%

2位 三井住友フィナンシャルホールディングス(東1・8316)

売却額(概算):30億円
主な事業内容:金融
PER:10.51倍
PBR:0.39倍
配当利回り:6.19%

3位 ソニーフィナンシャルホールディングス(東1・8729)全量売却

売却額(概算):20億円
主な事業内容:金融
PER:17.94倍
PBR:1.64倍
配当利回り:-%

4位 Zホールディングス(東J・4689)

売却額(概算):16億円
主な事業内容:Yahoo!Japan、アスクル、ZOZO
PER:56.87倍
PBR:4.04倍
配当利回り:1.35%

5位 伊藤忠商事(東1・8001)

売却額(概算):1億2000万円
主な事業内容:総合商社
PER:9.56倍
PBR:1.28倍
配当利回り:3.42%

6位 ミヤコ(東J・3424)上場廃止

売却額(概算):2600万円
主な事業内容:住宅設備(給排水器具)
PER:-倍
PBR:-倍
配当利回り:-%

7位 ワッツ(東1・2735)

売却額(概算):2000万円
主な事業内容:100円ショップ
PER:23.53倍
PBR:1.31倍
配当利回り:0.98%

8位 リコーリース(東1・8566)

売却額(概算):2000万円
主な事業内容:リース
PER:7.74倍
PBR:0.48倍
配当利回り:3.35%

「売却額(概算)」は2020年2月から2020年4月にかけてファンドが引き上げた概算額になります。

売っている銘柄数はそんなにないんですが、上位4銘柄は激しく売ってますね。4銘柄合計で約140億ですか。主に金融をバッサリと処分しています。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(東1・8306)が全量売却で1位です。売却額(概算)が72億円。2位の三井住友フィナンシャルホールディングス(東1・8316)、3位のソニーフィナンシャルホールディングス(東1・8729)と金融が続きます。思い切ってやってきますね。ソニーフィナンシャルホールディングス(東1・8729)のソニー(東1・6758)によるTOB発表は5月だったので、TOBによる全量売却ではなさそうです。

4位はZホールディングス(東1・4689)は前回から引き続きの売却です。買い進めていた頃から、だいぶ上昇しましたからね。自分はPaypay事業を信じ切れず、買えませんでした…。

全量売却は3つ。
  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ(東1・8306)
  • ソニーフィナンシャルホールディングス(東1・8729)
  • ミヤコ(東J・3424)上場廃止

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