2024年11月から2025年1月にかけてBBHフィデリティイントリンシックオポチュニティズFで売買された日本株を調べてみたブヒー。
前回(2024年10月)の記事はこちら。
ファンドが投入した額が大きい、引き上げた額が大きい日本株をそれぞれ上位10銘柄まとめています。なるべく純粋にファンドの各銘柄に対する期待度の変化が見たかったので、下記の式のように為替や株価の変動の影響があまりでないような形で計算しています。
((1/31時点の持ち株数)-(10/31時点の持ち株数))*(1/31時点の株価)(10/31時点の持ち株数)=(10/31時点の保有評価額)×(10/31時点の円/ドル)/(10/31時点の株価)
(1/31時点の持ち株数)=(1/31時点の保有評価額)×(1/31時点の円/ドル)/(1/31時点の株価)
フィデリティの発表している保有評価額がいつ時点の為替レートと株価をもとに掲載されているか分からないところと、増減分の価格は全て1/31の株価で計算しているため正確ではなく予測値なので、あくまで雰囲気の把握ぐらいで考えてもらえるといいと思います。
PERとPBR、配当利回りは2025年5月2日のものになります(予想値)買ってる上位10位
1位 関西電力(東P・9503)新規購入
売却額(概算):8億2000万円主な事業内容:電力
PER:6.27倍
PBR:0.6倍
配当利回り:3.61%
2位 SUMCO(東P・3436)新規購入
売却額(概算):5億5000万円主な事業内容:半導体シリコンウエハー
PER:50.05倍
PBR:0.59倍
配当利回り:0.6%
3位 ルネサスエレクトロニクス(東P・6723)
売却額(概算):3億円主な事業内容:半導体
PER:17.3倍
PBR:1.23倍
配当利回り:1.62%
「購入額(概算)」は2024年11月から2025年1月にかけてファンドが投入した概算額になります。ファンド内の日本株投資割合は2.42%(前回から0.22ptアップ)、また、概算で17億円の買い越しでした。
3銘柄だけですがそれぞれ金額が大きくて、3銘柄で日本株の買い越し17億円のほぼ全てを賄っています。FLPSXより金額大きいような。
売ってる上位10位
1位 伊藤忠商事(東P・8001)
売却額(概算):7000万円主な事業内容:総合商社
PER:11.09倍
PBR:1.8倍
配当利回り:2.84%
「売却額(概算)」は2024年11月から2025年1月にかけてファンドが引き上げた概算額になります。ファンド内の日本株投資割合は2.42%(前回から0.22ptアップ)、また、概算で17億円の買い越しでした。
FLPSXの方では買ってる方に登場していた伊藤忠商事(東P・8001)ですが、FDMLXでは売ってる方で登場です。
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